スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

いただき繕とは

今は形骸しつつありますが、遠い昔から東アジアの文化には、

食事という行為を他の生命をいただける恐れと申し訳ない心情(謙虚)で受け止めた

すばらしい伝統がありました。

それは東アジアの文化に限らず、

すべての文化に存在したはずの普遍的価値です。

たまたま東アジアの文化に濃く顕われた現象といえるでしょう。

「いただき繕」は、長い時間、東アジアの先人たちが育てきた生活の智慧を

現代の生活に応用する実践と言えます。

現在、人の死亡原因の65%は、食生活からくる生活習慣病と言われます。

WHO(世界保健機構)は、世界中の健康で長寿の地域を調査して、

健康長寿のためには、その地域の伝統的な食生活を守っていくことが

大切だと報告しています。


「食事の乱れは、魂の乱れの始まりである」

「魂の汚れが進むと体の汚れ(病気)が始まる」

食べ物という”いのち”を、ただ「体を稼働させるエネルギー」

あるいは「欲求を満たすモノ」とする考えから心身の歪み(病気)が始まる、

故に壊れてしまった心身を整えるには、

まず自分自身を生かしてくれる”いのち”を粗末に扱わないことから

始まらないといけない、という先人の戒めです。

こうした先人たちの智慧の教えに基づき、

他の生命(食物)をいただいて、

欠けたところがないように心身を整える、

心身の弱いところを強くする、

心身の壊れた部分を治す行いを「いただき繕」と言います。


「いただき繕」は、特定の宗教・理念とは無縁です。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。